
金の糸によるアンチエイジング
金の糸とは
「金の糸による若返り美容術」は1969年にフランスでジーン・コークス博士によって開発されました。 当時の方法は縦横各2本の横断線を頬の顔表面上で互いに交差させるものです。しかしながらこの時代ではまだ広く認知されませんでした。 1977年イタリアのハダオルによる新しい技術により大幅な改善がされ、1992年、オレネス.Pは現在の方法の原型となる施術法を開発します。革新的なのは顎と首のエリアの金糸注入でした。それ以降その施術効果が認められ、ヨーロッパで広く施術され始めました。
金の糸は別名「ロシアンリフト」と呼ばれるのはたまたまロシア人、それも若年者のたるみ予防に向いていたためにロシア国内で広まり、ロシアから多くの技術、知識が日本に伝わってきたためです。日本には1999年に導入されました。
金の糸(ゴールド・フィラメント)はメスを使用せず、特殊な純金の糸(純度99.9)を、シワ・タルミなどを生じた衰えた肌に入れることで、皮膚細胞やコラーゲンを産生する繊維細胞を活性化させ、肌そのものが若がえるという画期的な施術法です。
金と医療の関係はとても古く、古代エジプト時代にはすでに「若返り」の治療に使用されていたといわれ、かのクレオパトラも金の治療を受けることでその美貌と若さを保ち続けた、と言われています。また、中国でもすでに2,500年前から万能薬として用いられていたと言う記録が残っています。現代でも金の免疫抑制作用、代謝伝達物質の遊離抑制効果や坑炎症作用などが認められ膠原病の治療に用いられています。
- デザインの確認
まずは座った状態で顔の脂肪の位置や形、骨格を確認します。そこから仕上がりをイメージし、糸を挿入していく場所を決め、デザインを行います。
このときデザインを確認できます。 - 消毒
お顔全体を丁寧に消毒していきます。 - 麻酔
ブロック麻酔と局所麻酔を併用して行います。
三叉神経にブロック麻酔を行い、頬全体を麻酔します。その後、針が挿入されるポイントに局所麻酔を行います。 - 針の挿入
デザインにあわせて針を挿入し金の糸を通します。
この時針が正しい場所、深さに入っているかを確認しながら行います。
特に深さは重要であり、正しいデザインと知識が要求されます。 - 糸の挿入〜終了
糸を挿入後、お顔を確認し糸を切り皮下に埋入していきます。
全体のバランスを確認し消毒し、挿入部分に小さなテープを貼って終了です。
この状態でお化粧も可能となります。
術後2~3週間目ぐらいから、埋め込まれた金の糸の周りにマクロファージや繊維芽細胞が集まり、コラーゲンの新生、毛細血管の新生が始まります。同時に酸素と栄養物の補給を増加させ、栄養分をより吸収しやすく、また老廃物を排除しやすくなり肌の細胞が活性化します。肌のツヤ、弾力が甦り、シワ・たるみが徐々に減少します。
新陳代謝も盛んになるので、血色も良くなり、脂肪質、汗腺活動の正常化、セルライト(脂肪塊)が減少します。
また、肌のターンオーバーが活性化するため、シミやクスミの原因となるメラニンや老廃物の排除を促し美白を促進します。
つまり、金の糸そのものが肌を若返らせるのではなく、本来、肌が持っていた力を甦らせ、金の糸によって刺激された自分自身の細胞がつややかな肌を若返らせるのです。
これらの効果が長期にわたり継続します。その期間は各国の研究者の報告によって異なりますが8~12年間とも10~15年間とも言われています。
施術は、局部麻酔をかけたあと、皮膚の真皮層もしくは真皮直下に直径0.1mmの特殊な金の糸を格子状に埋め込みます。メスは使用しない為、肌に傷跡が残りません。又、伸縮性に富んでいますので、顔の動きにも合わせてフィットします。一見、簡単そうな施術ですが、やわらかく、ほとんどが曲線である人の肌に正確なラインで正確な深さに金の糸を挿入するのは高い技術と豊富な経験が必要です。
施術は特殊な針で行われるので短時間(顔全体で40分程)で終了し、体への負担がほとんどありません。もちろん入院の必要もありません。


手術翌日から入浴可能です。また洗顔は手術した部位を強く擦らないようにすれば翌日から特に問題ありません。
お化粧は直後より可能です、ただ針穴にお化粧が入らないようにしてください。施術当日はできる範囲で施術部をクーリングしていただくとよいでしょう。
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